Windows Vistaから採用されている「Windows Aero」はとてもきれいなグラフィックでユーザーを楽しませてくれるが、Windows7の高速化にも一役買っています。

その理由として、Windows Aeroはグラフィックカード(ビデオカード)が役割を担っているので、CPUへの負担が少なくなるというのが特徴です。しかもVistaよりもメモリ消費量が減ったのでより使いやすくなっているのがうれしいポイント。

ただ、Aeroを採用する判断として、最低でもデスクトップなら8GB、ノートでも4GBのメモリは欲しいところ(管理人体感比)。また、ビデオカードもミドルクラス以上(ノートなら独立GPUが付いているもの)は欲しいところです。

あくまでも管理人の体感ですので(快適にAeroを使いたいという意味で。実際にはこれよりもっと少ないメモリでも動きます)少々条件が厳しいかもしれませんが、以上の条件にあてはまるならWindows Areoを採用するのがおすすめです。

それではWindows Aeroを有効にする方法をご紹介します。

まずデスクトップ上で右クリック→個人設定をクリック。そして「Aero テーマ」の中にある好きなテーマを選択すれば、自動的にWindows Aeroが有効になります。

Windows Aeroを有効

ちなみに管理人のノートパソコンはSonyのVAIOですが、VAIOの場合なら「インストールされているテーマ」にあるVAIOのオリジナル壁紙を選んでもWindows Aeroが有効になります。

そして、ちゃんとエアロが有効になったかどうかを調べる方法をご紹介!

調べ方は簡単。Windows7のスタートボタン(左下のボタン)をクリックすると、以下の図のようにユーザーアイコンが半分出ている状態ならWindows Aeroが有効になっています。逆に下までおさまった状態ならエアロは無効になっているということがわかります。

Windowsエアロの確認

また、Aeroを設定した際、ついでに「視覚効果の設定」も見直すことをおすすめします。

視覚効果の設定は、コントロールパネル→システムとクリックしていき、左にある「システムの詳細設定」をクリックします。

そして詳細設定タブにあるパフォーマンス→設定をクリックします。

すると、パフォーマンスオプション画面が出ますので、視覚効果タブにある「カスタム」をクリックしてください。

視覚効果の設定

ここで自分が必要ではないと思う視覚効果のチェックを外していきましょう。

意外とWindows7の高速化に影響がありますよ☆